〈初心者向け〉浴衣をアレンジして着よう♪最短距離で理想のイメージに近づくポイントをご紹介

 こんにちは、Sunnyです。

今日は「浴衣をアレンジして着る方法」について書こうと思います。


おしゃれがしたい

当記事は、
「浴衣を手に入れた!お祭り以外にも着れないかな?」
「雰囲気を変えて楽しみたいんだけど…」

と思う方におすすめです。

今、ネット上でたくさん素敵なコーディネートを見ることができると思いますが、「あんまり外れたコーディネートはしたくない…」「それにしか使えない無駄な買い物はイヤ」という方もぜひチェックしてみてください。

 

まずは、こちらの画像のモデルさんの着こなしを分析してみましょう!


素晴らしかったから、2回目使用させていただいております。


浴衣より、ちょっときちんとした感じ。ちらっと「半襟」が見えるからですね。
目上の方に呼ばれてちょっとお茶とお話、に良さそうな着方ですね。帯締め(帯の上のひも)を、もっとシンプルなもの&使い方にしたら、よりフォーマル感が強まります。私なら、この着方にはカジュアルな足袋を履きますね。

渋めの色が合いそう。

 

◆アレンジして着よう

基本通りの着方で一回楽しめたら、着方の開拓をしましょう。といっても、浴衣や着物自体の着方は同じです。「きれいな着こなし」というのもいつも同じ。

 これはちがう(汗)

着せ替えのごとく、アイテムや組み合わせ、あるいは上下や表裏を変えて遊ぶのが基本になります。


◆帯から見ていきましょう

まず単純に、帯を変えると印象が変わります。

 リバーシブルとか

上下で柄の出方を変えられるとか

ふわふわ兵児帯(へこおび)というのもある

セットの帯では、「作り帯」「平帯」の場合があるかと思います。作り帯は、固定の形になりますが着るのが簡単&早い。平帯の場合は結び方を何かひとつはマスターしておかなきゃなりませんが、作り帯の「リボン型」もフォーマルに寄る「お太鼓風」もシンプル&実用的な「貝の口群」も全部できるので、お勧めします。楽しむ幅が広がります。一押しなのは「カルタ」です(参照:https://youtu.be/WYtFUmRk6C4 )丈夫&可愛い♡


帯周りにプラスして楽しむアイテムは、

「帯締め」帯の安定感アップにも

  「帯揚げ」お太鼓系の結び方で必須の場合あり

お手本のモデルさんは、リバーシブルの帯で変化をつけ、上側に変化があるので帯揚げ風=着物に近づいたかんじがします。帯締めも、蛍みたいな形に結んでいますね(素人には無理です笑)。ほか、コサージュやゆれるアクセサリー(根付に由来)も定番。このあたりの飾りは、手作りしたり、アクセサリーなどを改造してもよさそうです。


◆足元を考える

とくに、履物を脱ぐ場面があるかなご飯を食べる場面(じっとしている場面)がありそうか、などから想定。草履を履くのに足袋の形が必要なのであって、それ以外なら、ぶっちゃけ白っぽい靴下でかまわないと思います(最近のオーガンジーの靴下なんか、まだ足袋製品で出てないけど可愛いですよね…!)

 基本はこれ。定番で安心だけどはき方が面倒笑。「着物用」のイメージも強い

ソックスタイプなら履きやすいです。夏らしい

 刺繍のかわいいソックスタイプ。足袋を汚さないためのカバーにも使える。



◆半襟があると

半襟をつけるには、長じゅばんというアイテムが必要になってきます。
私はなるべくストレスの少ない=快適な着心地のものを選びました。

これなら最の高に快適。

麻素材、クレープという織りで肌に当たる部分が少なく通気性がよいです。快適なのでほとんどの時期着ています。脱いだまま襟をチェック/部分洗いし、洗濯機で洗います。夏はこれ!簡単!

着物のルールに従い、袖(外から見える)は季節により薄物/綸子と替える必要があります。。。

この、長じゅばんの襟の部分に、好みの「半襟」を縫いとめて着ます。あと、その部分に「襟芯」というものを入れます。長じゅばんを着るには、ひも一本以上が必要です。

 お茶の稽古で着ることが多くて、柄の半襟・レース地の半襟って未挑戦なのですが、所定の大きさがあればいい&スポット的に着たいだけなら、手芸屋さんか100円ショップで生地を用意して、両面テープで貼るとかで何とかならないかな、と思います(笑)時間と値段のコスパ重視。

 

◆浴衣と着物はどう違うの?

まとめていきましょう。
ここまでの話では「浴衣」をベースとして、よりしっかりした着用の姿である「着物」をイメージして、アイテムの足し引きや見せ方を学んできました。


浴衣の特徴は、「長じゅばんなし」「足袋なし」「帯も簡単な感じ」でしたね。
そして、夏物でも「着物」となると、これが「長じゅばんあり」「足袋あり」「帯もお太鼓(帯揚げと帯締めも使う)が基本」となります。

浴衣は和装の中でも、「トップクラスにラフ」な位置づけです。「浴衣」の字の通り、もともとは入浴の前後に着たものであったよう。つまり、部屋着とかパジャマという位置付けで見られてきたものです。

畳にあがってお客さんになるとか、屋内で食事する場面が想定される場合は、「長じゅばん(半襟)あり」「足袋あり」と着物に寄せるランクアップを考えていくとよいと思います。ラフさが軽減されていく、つまり、TPO(相手への気遣い)をきちんと抑えた大人の魅力が演出できるのですね


まとめ:アレンジを知って、いろいろなシーンに合わせた装いを!


あなたのお気に入りの一着の魅力を、さらに開拓できますように♪

 


 

コメント

人気の投稿