【卯雨庵】10月の茶花【写真でご紹介します】



こんにちは、Sunnyです。

本日は、 
神無月の茶花
のまとめを作りました。

風炉のさいごの月。侘びた風情を味わいます(写真詫びすぎ…?)



お茶室において、唯一「生きているもの」が花です(人間は除いてですよ!)

”花は野にあるように”

利休居士の言葉です。自然な姿に生けることを茶の花では奨励されます。

「とはいっても、実際生えているところ・咲いているところを見る機会がない😓」

と思いましたので、写真でまとめようと思いました。
神無月、十月の茶室にふさわしいとされる花材を紹介いたします。



神無月の茶花
つるりんどう、ほととぎす、菊各種、水引草、山あざみ、まんさく、梅もどき、山しゃくやく、名残りの花、照り葉各種



★10月の茶室メモ:風炉を使うラストの月。着物は更衣で今月より袷のものを着用。
★名残の花は、残花ともいう。季節外れにさいた「狂い咲き」を用いることも。



神無月の茶花


つるりんどうTripterospermum japonicum


(この時期の蔓ものはどう活けたらいいのかな)




ほととぎす Toad lily 

8月から再登場です(本の記載的に)。再登場なので、アレンジメント中の写真を探してきました。左中ほどの紫の花です。一般的な開花期は8-9月とのことですが、秋咲きがあるのでしょうか😐




菊各種 chrysanthemum


菊も種類が色々ありますね。上はフランスギク、下は糸菊です。






水引草 Jumpseed


名脇役な水引草。ピンクや紅、白のものもありますね。葉の姿もいいのです。




山あざみ Cirsium japonicum

アザミも再登場。種類が色々ありました(そこまで詳しく探せず、すみません…)
上、丸い形がおそらく「山アザミ」

「ハアザミ」

「チョウセンアザミ」細かい毛に覆われた白っぽい葉茎です。






まんさく Japanese witch hazel

「先ず咲く」が語源のマンサク。開花期は早春、この時期は照葉



梅もどき Ilex serrata

クリスマスのヒイラギと同じモチノキ科。盆栽もあるけれど、元は3mほどにもなる




山しゃくやく Paeonia japonica

本に10月と書いてあったが、開花期は初夏…、






照り葉各種 Autumn Leaves

照葉とは、紅葉した葉のこと。

上は「テリハノブドウ」大きな葉は薄く、虫食い跡がつきやすい(わびさび)

私の先生がお好きな(意外な)葉が「ブルーベリー」 きれいに紅葉します(上の写真は夏の実の頃)







【メモ】
先日とつぜん「花所望」があり、結構花の名前が分かるようになっていることに気づきました。うれしかったです😄








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