【茶道】勤労感謝の日の和菓子を考えてみよう【見立て】
今日は、11月の祝日「勤労感謝の日」に絡めて、お菓子のことを考えてみたいと思います。
本記事は、
ひそかに茶道ってなにが楽しいの?と思っている、茶道の魅力を知りたい、何を勉強しているのか知りたい
という方に向けての記事となります。
目次今回の記事の趣旨茶道の稽古とは?勤労感謝の日にちなんだオススメお菓子(男子もお菓子が好き)まとめ
今回の記事の趣旨
今回は「勤労感謝の日」をテーマに考えていきます。
勤労感謝の日は、もともと「国民全員がお互いに感謝する日」として定められたそうです。日本人は勤勉な民族というブランドでしたからね(なんとなく過去形)
いま職場で勤労されている方も、「学ぶのが仕事だ」と言われながら頑張っている学生さんも、おうちで家族のお世話をがんばっている方も。
日ごろの感謝を込めて、ゆっくりお抹茶を点ててとはなかなか難しいかもしれませんが、「ありがとう」の気持ちを込めたお茶・コーヒーのおともを贈れると素敵だと思います。
茶道の稽古とは?
茶道の稽古場では、季節に沿って茶杓に銘をつける練習をします。秋だったら、月とか菊花とか野分(台風みたいな風)などですね。
お客さんに季節を感じて楽しんでいただくことを、茶道的もてなしとして学ぶわけです。
いろいろな方面の勉強が活きてきますし、その人の感性が出るので面白いですよ。
勤労感謝の日にちなんだ和菓子
それでは、日頃の稽古の成果を発揮して、ウンチクとともにおすすめのお菓子をピックアップしようと思います
黒豆、豆菓子
おせちでも紹介した「まめに働けるように」「まめまめしい人になれるように」の意味を込めて。黒い皮の部分に含まれるフィトケミカルのポリフェノール(抗酸化効果)や鉄分(造血作用)もありがたいですね。一粒ずつ味わいながらかみしめて、頭もすっきりするかもです)
糖分(琥珀糖)
映える和菓子として、昨今ファッショナブルなものもたくさん見つかる「琥珀糖(こはくとう)」。砂糖を入れた寒天液を一口大にしたのち、乾燥させて外側が糖分でコーティングされるようにして作ります。中は寒天のプルプルした不思議な食感。味は寒天=無味で、加えた糖分や香料のみなので、嫌いな人はいないといえばいない(笑)頭を使う方たちに喜ばれるでしょう!
葛湯(くずゆ)
加熱して冷やすとぷるりと固まるので夏のお菓子によく使われる葛ですが、「葛根湯(かっこんとう)」が風邪に効くように、寒い時期にもとても良いものです。中医では涼性(熱を冷ます性質)ですが、温かい状態でいただくと熱が持続し、体がぽかぽかになります。喉や口内を潤しますので時期的な乾燥に、ウィルス風邪予防のためにもみんなでいただきましょう。固さを調整すると小腹にたまるおやつになります。ミルクで作ってもおいしいですよ!
えびせんべい
最後はしょっぱいお菓子です。背中が曲がっている様子から長寿を祈願する食材のえび。仕事とか人生って楽しいから、長生きしたいですよねぇ。長生き&長持ちして楽しむのには、健康が資本です。手軽に食べられるスナックで、身体に良い、丸ごと食べられる工夫をしてくれた商品が多い日本のお菓子文化には頭が下がります。
洋菓子に比べて和菓子は油分が低くヘルシーだと言われています(私は糖質制限にも興味があるので、全くダイエット向きとは言いません)
加えて、日本にいて入手するものは「地場産」だからなのか、素材の繊細な違いも楽しめるように作られているのが素晴らしいところですね。和菓子が好きな人に聞くと、「お気に入りのあんこは~の」「好きな饅頭の皮のタイプ」「水無月はういろうと葛粉どっち派?」みたいなことについて語ってくれると思います。
(男子もお菓子が好き)
ここまで読んで、「そんないつも考えて食べられるわけじゃない(饅頭の皮問題なんてどうでもいい)」「そんなゆるふわキラキラ時間なんてない」と思った方はいますか?
もてなしは自分あてでもいいのです。お気に入りのカップを使っている、気分転換に場所を変えてみる、そんな小さなことを忘れないでいていいと思います。某社長も最近やたら「コンビニのお菓子」にフィーチャーしてました。
「変なお菓子で人生が好転する理由(人生にサプライズを)」
まとめ
疲れた人にチョコ一粒あげるように、寒い外から来た人に熱々の飲み物を出してあげるように、季節のものや「まじない」のきいたものを頂いて元気になりましょう。
人生で大切なことは、愛と感謝と励ましです。
「あなたのことを思って選んだものです」というところが伝わるとよいですね。
参考になりましたら幸いです。
お疲れではありませんか?
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