【おせち料理】人気の具材ランキングと意味をまとめてみました【和文化】
こんにちは、Sunnyです。
先日お店からDMが届き、「今年のおせち商戦がもう始まっているっ」と気づかされました。
先日お店からDMが届き、「今年のおせち商戦がもう始まっているっ」と気づかされました。
こちらのお店です>>>
本日は、茶道のお稽古でもみんな大好き・「食べ物のうんちく」を、おせち編でまとめました!
目次人気の具材ランキングそれぞれの具材の意味(日本語編)お重の意味こどもにあげるときまとめ
人気の具材ランキング
まずは、ガイドラインとして「人気のおせちの具材」を調べてみました。なぜか、出てきたのはCanCamの一昨年の調査だったんですが(よく見ると「情報提供元:楽天市場」って下に書いてあったので、高級食材?がねじ込まれている可能性が無きにしも非ず…)
男女混で抜き出すと、
人気の具材は「栗きんとん、海老、数の子、伊達巻、黒豆、肉料理類」
あと残しがちな具材についてもまとめており、そちらは「紅白なます、菊花かぶ、田作り」とのことです。「菊花かぶ23.2%」ってそんなに見るかな!?
それぞれの具材の意味(日本語編)
知らないものも出てきたので(菊花かぶ)、それぞれについて調べていこうと思います。
栗きんとん🌰
和菓子でも「きんとん」ありますね。漢字で書くと「金団」で、金の布団や金の団子に結び付けられるそうです。ゴージャスな感じ!栗も「勝ち栗」←臼(うす)で搗つ(かつ)からなので、勝負運を上げたいときの食材です。茶席で有名なのは岐阜県美濃のあれ。こちらは「栗金飩」と記します。山の幸福のてっぺんにあるおいしさです。
海老🦐
ゆでると背中が丸くなるので、「長生きできますように」という意味です。
数の子🍳
ニシンの卵である数の子。子孫繁栄を願う意味があります。
伊達巻😵
文書や絵の「巻物」に似ていることから、知識が増えますように、学業できますようにという願いが込められています。長崎から江戸に入ってきた「カステラかまぼこ」がもともとだとか。よく考えれば(おせちの中では)ハイカラですものね!
黒豆👹
マメになるように、マメに働けるように、と言われながら食べさせられましたよね(笑)「マメ」は元来、丈夫・健康であることを意味する誉め言葉です。また、節分に豆をまくのは「魔を滅する」ので鬼が退散していくから。黒色がポリフェノールたっぷりで身体に良いので、お茶請けにもぜひおすすめ。
肉料理類🍖
特に伝統食材としては出てきません。おせち(お節)料理は、正月という節句に神様に備えたものでもあるというのもあるでしょう。あと、昔はあまり肉食が普通でなかったんでしょうね。
お重の話♒
「幸せを重ねる」でおせちは重箱に詰めます。実際は各家庭に合わせるとして、正式には四段用意するとされます。
(一)祝い肴、口取り
(二)焼き物(海の幸)
(三)酢の物
(与)煮物(山の幸)←四が死に通じてよくないので言いかえている
上の、海老以外の全部が一の重:祝い肴と口取りだなぁと思いました。茶会の懐石でも聞いたことのある言葉なので、調べましたら、
会席料理の一つ。食膳の初めに皿盛りにして吸い物と一緒に出す料理で,口取り肴の略。本来は3~9品の奇数に盛合せた。(ブリタニカ国際大百科事典)
とのことです。懐石ではなかった😅
おせちで定番の肉料理といえば「八幡巻き」でしょうか。「巻き込む」縁起がいいですね。「松風」という和風ミートローフみたいなのもおすすめです(料理名で、レシピをググってみてくださいね) 楽をするべし、というおせち料理の側面も忘れないで!(←怠け者)
ウケの悪いという具材についてもサッと書いておきたいと思います。
紅白なます🥕
人参と大根のものしか知らなかったですが、もともとは魚介も入れていたとか。食材を細切りにして調味液で和えることを「なます」というそうです。「マリネする」ことですね。
菊花かぶ🌸
かぶは冬が旬。菊の形に飾り切りし、紅白に染めておめでたい飾りとしたものらしいです。23.2%の人たちは、「飾りなのに食べられるからと無理に食べさせられた(トラウマ)」の可能性が高いですね(笑) 大根同様、かぶも消化酵素が豊富なのでおなかがすっきりするでしょう。大人だと嬉しいんですけどね。
田作り🐟
別名「ごまめ」。ごまめという魚ではなく、カタクチイワシの稚魚を丸ごと(尾頭付き)、乾燥させたあと甘辛く煮含めた料理をいいます。田畑の肥料にイワシを使ったところ、大豊作の収穫が上がったところから「五万米(ごまめ)」の名がついたのだとか。お魚ですが、豊作祈願が込められているんですね。
こどもにあげるとき
おせちについて調べていましたら、「おせち 子ども 人気」とか「おせち 子ども 食べない」が人気ワードに上がっていました。日本の文化を推したい私としては、何かお助けしなくてはと最後に少々書きます。
せっかく良い意味もある縁起物のごはんだから、家族みんなで楽しみたいですよね。品数のあるおせち料理、準備するのは大変ですが、「特別なごはん」のお話とともに、たのしく食べる時間を作ってほしいなと思います。
正直私も、煮物も浅漬け(マリネ)も割と作り立てが好きです。昔ほど「保存」に気を使わなくていい現代ですから、「普段のごはんにちょっとプラス」くらいでちょうどいいかもしれません。
大変だなあって時は、一通り入っている&評判の良いお店のセットを買っちゃうのもオススメです(笑)野菜宅配のらでぃっしゅぼーやが、化学調味料や保存料・合成着色料一切なし国産材料のみの、「安心・安全なおせち」を作っています。(早割第一弾は10/12までなのでチェックだけはしときましょう!)
「やさしく食べやすいお味」と評判です。お土産にもいいですね。
まとめ
おせち料理のいろいろな意味を調べてみました。ダジャレみたいで面白いから、子どもや外国の方にもぜひ話してみたいですね。日本人ならではの知識を、おいしく食べながら学びましょう。
健やかな年を願って!





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