【美容健康】手軽にキレイ・フィトの凄さを知ろう【植物食】
こんにちは、Sunnyです。今日は、非栄養素機能性食品因子である「ファイトケミカル(フィトケミカル)」について書こうと思います。
いきなり難しい!?
この記事は、身体によいことをしたい、免疫力を高めたい、健康になりたい、野菜や果物のファイトケミカルってなに?という関心がある方におすすめです。
目次ファイトケミカル(フィトケミカル)とはどんな風に身体にいいのか?それは信じていいのか?具体的な食材とフィトまとめ
ファイトケミカル(フィト)とは
健康のトレンドが気になる私ですが、フィトについては、数年おきくらいにブームが来るような気がします。以前は「断食&酵素ダイエット」が流行ったとき、最近はCOVID19で「免疫力」に関心が集まり、関連して話題になりました。
フィトとは、植物がその内部で作り出す自身のための化合物のことです。紫外線などの環境ストレスや外敵(害してくる虫や鳥など)から身を守るために作り出す物質のことで、その点では人間にとって毒や害になる物質も含めて言います。
どんな風に身体にいいのか?
ポリフェノール、アントシアニン、イソフラボンなどの名前を聞いたこともある方も多いと思います。
大昔から人間は植物の力を利用して役立ててきましたが、それを解明した結果、その因子となっている対象にファイトケミカルまたはフィトケミカルという名前を付けて研究が始まりました。
(※英語表記ではphyto-[/fʌɪtəʊ/]です。以下、呼びやすくフィトと呼んでいこうと思います)
フィトは食品上「非栄養素機能性食品因子」と呼ばれます。
食べ物を構成する主な栄養素はご存じ「赤・白・黄色」たんぱく質・炭水化物・脂肪で、それ以外は微量栄養素と呼ばれます。ビタミンやミネラルはこちらに入ります。
ここまでを「五大栄養素」と言います(家庭科で習いましたね…)
近年では「第6・第7の栄養素までの摂取」が推奨されています。第6栄養素は食物繊維、そして第7の栄養素がフィトであり、野菜や果物など植物性の食物に含まれる微量の栄養素なのです。
(私たちの身体づくりに役立つから「栄養」って、ちょっとエゴを感じますね…)
それは信じていいのか?
1990年代にアメリカでデザイナーフーズ計画というのが持ち上がり、予算が出たのですが、10年ほどで打ち切りになったようです(個々の研究者の研究に返される形になりました)。この計画はフィトそのものとその効果を特定して食品に添加することを目指し、「がん予防に効果のある40種類の食材」を発表するところまで行きました。
デザイナーフーズ計画は化学の話ですが、人類にとって新しい有用成分が見つかり、それによって(栄養強化のトーフか何かを作って)より効率的に栄養を取れるようになったら、便利ですよね。
具体的な食材とフィト
■にんにく(生)…硫化アリル(殺菌作用、免疫力向上、抗がん作用)
■だいこん(生)…イソチオシアネート(免疫力強化、抗がん作用、殺菌作用)
■大豆…イソフラボン(エストロゲンに似た働きをするー更年期障害の緩和、骨粗鬆症予防)
■にんじん、かぼちゃ…ベータカロテン(皮膚や粘膜の保護、抗酸化作用、抗がん作用)
■きのこ類…ベータグルカン(コレステロールの上昇抑制、免疫力強化)
■レモン、オレンジなど…リモネン(リラックス効果ー交感神経の活性、血流改善)
■トマト、スイカ…リコピン(抗酸化作用、血流改善)
■ほうれん草…クロロフィル(コレステロールの上昇抑制、抗酸化作用、抗がん作用)
■とうがらし…カプサンチン(発汗作用、体温を上げる、殺菌作用)
■ブルーベリー…アントシアニン(眼精疲労の回復、血圧安定)
■お茶…カテキン(抗菌作用、コレステロールの上昇抑制、血圧の上昇を抑制)
摂取のコツとしては「ばっかり食べしないで、満遍なく色々食べる」ことです。食べ合わせることで効果が高まります。
また、成分は外側の外皮や辛味・苦み成分に豊富。食べづらい部分だったりしますが、工夫してなるべく自然な状態で食べたり調理するようにするといいようです。
そんな毎日「丸ごと食べられる色鮮やかで新鮮な野菜の食事」なんてできないよ!→ハーブティーやコスメ(香り成分)、サプリからなら手軽ですよ。
身体が変わること、には時間がかかりますので、継続できないと意味がありません。
こちらの本は、「色ごと」でフィトを含む栄養についてわかりやすく解説しています。
どうやら私たちの身体は、大地の恵みを活かして元気になれる機能がついているみたいですね。まだまだ究明中な部分もありますが、長命時代に若々しさをどれだけ保てるかって非常に関心がありますので、私も心掛けていこうと思います。
フィトの存在を知って、より豊かな気持ちで食事に向き合っていきましょう!
植物のパワーいっぱい!おすすめ美容液(私も使ってます)










コメント
コメントを投稿
Please note your message here! Many Thanks. 気軽にメッセージを残してくださいね!