【卯雨庵】茶道の持ち物解説・扇子編
こんにちは、Sunnyです。
今日は、茶道の場で使われる「扇子(せんす)」について解説しようと思います。
本記事は、
●茶道を始めることになったので扇子が必要になった
●茶道を始めることになったので扇子が必要になった
●茶会に呼ばれたので扇子が必要になった
●どんな扇子が必要・手持ちのではだめ?
と思っている方の疑問を解消できればと思います。
と思っている方の疑問を解消できればと思います。
(お茶道にかんする疑問や質問がありましたら、気軽にメッセージやコメントでお寄せください♪)
お茶の扇子ってどんなの?
茶道の稽古では、茶道用の扇子というのを使います。例えばこちら↓の「入門セット」の中にも入っていますね。
茶道の扇子は、長さは約15cm(5寸)です。手より小さいサイズになるかと思います。市販されている「あおぐ扇子」より小さなものになります。茶道具を扱っているお茶屋さんなどで買い求めましょう。
どんな時に使うの?
茶道の扇子は、女性の場合は帯の左側に挟んで持ち歩きます。
使うシーンとして、基本は「あいさつのとき」。それ以外に、茶室に入る、床の間や荘りつけ(かざりつけ)を見る際に、自分の前に横一文字に置いて「結界」の意味として使います。
お稽古を始めると、まずは「足の運び(畳の上の歩き方)」から教わると思いますが、その際に扇子の持ち方も指導されることでしょう。立って歩くときは右手に持ち、座って動くときは、進む先に扇子を先行させながら膝行(しっこう:正座のまま移動する)します。
買うときに注意すること
まず、お稽古のときに使われるのでしたら、裏千家流は基本「白竹」のものをおすすめします。茶筅や花入れとしてもよく見る、あのシンプルな素材です。
実体験ですが、お稽古に社中の先輩が真塗り(黒の漆塗り)の扇子を差されてきた時、先生に注意されていました。白竹の扇子は、初心者であることや、「学びにきました」という謙虚な姿勢を示すそうです。先生格であっても、本部の研究会等に参加するときは白竹の扇子、にするそう。
煤竹や塗りのものもありますが、基本的に携帯する場がないかなと思います。正式な茶事に呼ばれた際、しかもそれなりに貫録をつけてからかなと思うので、私は購入も先のことになりそうです。
※流派による違いがあるかも、と心配な方は、先生や先輩に相談することをおすすめします。ここでは裏千家を基本にお話ししていますが、茶道の数多くの流派をカバーしているわけではありません💦
公開後に「裏千家流は」の部分を足しました。表千家流では塗りの扇子のようです。先生やお店の方に聞いてみてくださいね。
買い替えるタイミングは?
基本的にずっと閉じて使う(あおぐ用途には用いない)ので、あまり汚れたり壊れたりはしません。しかし、帯に差してを繰り返していると、微妙にゆがんで、畳におくのが難しくなります。
「サッと出して使う(畳においてお辞儀する動作)」のが大切なので、コロンと倒れるようになると非常に困ります。歪んだら買い替え時です。
まとめ
茶道裏千家流のお稽古で使用する扇子は、まずは、基本的な「白竹」の茶道用扇子にしましょう。初心、学ぶ気持ちで、どこででも通用します。実用品ですからシンプルなものを、専門店で買い求めてください。もちろん、「ネットの専門店」でOKですよ!
また、畳においてあいさつ、という本来の目的をしっかり果たすように、歪んだら交換することが大切です。
それでは、お稽古をがんばりましょう(*^-^*)
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